ジグヘッド
早い人は40年ほど前からヒラメを専門で狙っていて、当時は専用のプラグなどなくワームがメインでブラックバス用を使ってましたが、エコギヤから3Dジグヘッドと4インチと5インチワームが出て、当時は大きさと色でローテーションしてそればかり使っていたと聞きます。自分も未だにこのセットは持っています。
今はハウルやフラットジャンキー・ロデムがあるので、専用品でもいいんですけどね。
タックルですが、今は専用のロッドが出ています。10フィート前後の長めで、専用を買うのが嫌だったりロッドが増えすぎるが嫌な時は、ヒラスズキロッドと兼用されるのが良いかもしれません。
リールはシマノなら5000番・ダイワなら4000番クラスで、自分はエキストラギアという早巻き特化型を使っています。ハイギヤでもノーマルでも良いんですが、単に会話の中でかっこよく聞こえるのでこのエキストラギアを使っています。
ラインはPEラインが断然おススメで、1.5号くらいで十分です。
ショックリーダーは2~3号です。
ジグヘッドは、カルティバからも出ていてるのですが、刺しにくい3Dジグヘッドを未だに使ってしまいます。使う人は、千枚通しでワームに大きめの穴をあける必要があります。
釣果はワームのカラーと大きさで一番差が出て来るので、ジグヘッドは刺しやすいとか使い勝手がいいとか、重さで飛距離を変えるとかで選んだ方が良いです。ワームのカラー違いを最初から家でセットして、10本くらいサーフに持ち込むと大体は1日中遊べます。ぶっ飛び系のミノー以外では、結構飛距離も出るので本当にミノーとかはキャストする事が減ると思います。
ここで、ブラックバス・ハードロックフィッシュ用のヘビダン(ナス錘にフックが付いた感じの奴)も重い奴だと使いやすいです。ヘビダン14gでワームは3インチ、とかでボトムから離さないようにしてやや速巻きです。ワームが結構動くので、波動を強めに出したい時に重宝します。
あまり流行らなかったのですが、ワームというとワインド釣法が流行って、そのヒラメ版でDS マルチジョイント ジグヘッドが出てこれが結構ダートするというので話題になりましたが、ヒラメにダートはヒット率が下がるらしくて今は飛距離に重きを置いている感じですよね。
ワームは、正直ハウルかロデムでカラー違いを3色位持っていたら、それだけで良いかと思います。色はシルバー系ゴールド系グロー系です。エコギヤならUVリアルイワシが外せないですけど。昔はパワーシャッド5インチがメインでしたが、今は4インチを勧めています。これは、外道でチヌとかも中りやすくなるからですね。カラーは昼間でもグロー系が良かったり、夜明け前でもシルバー系が良かったりと、そこまでシビアでは無い気もしますが、定番のゴールド・シルバー・チャート・ナチュラルはそろえた方が良いかと思います。実績高いのは一番使ってたというのもありますが、エコギヤのUVいわしカラーが釣れてる気がします。
ワームの釣りは、ひたすらキャストしてボトムを意識してただ引きです。リスト&フォールは必要なく、どちらかというとリトリーブスピードを変える釣りになります。冬とかはゆっくり巻きたいのにゆっくり過ぎるとボトムまで落ちてしまうので、ボトムタッチしたら10回転くらいは早巻きするとか、リトリーブとレンジの調整が釣れるコツとなります。
ジグヘッドが釣果に直結しますので、ジグヘッド選びが大事になってきます。大きめのワームがさせる、カルティバからアックスとかヒラメシャフトとかファイヤヘッドとか出てますが、初心者ならハウルやフラットジャンキー 浜王に代表される専用ジグヘッド&ワームがありますから、何にでも使えるワームを大量に持っている自分位しか、今はジグヘッドにこだわっているのは居ないかと思いますね。専用品、少し高いですけど、釣れ易さはもちろんの事使い勝手や飛距離も計算されつくしているので、今はこれ一択ですよ。どのメーカーにするかだけの話です。
ブルーブルーのジョルティとか、ジャクソンのフリークとか、気になるのがいっぱいあります。昔ながらの、好きなワームと好きなジグヘッドの組み合わせを探すというのも楽しみではありますけど、奥が深い分中々決め切らないことにもなりますよね。また、組み合わせを探す旅は、専用品を色々試した後が良いかもですよ。


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