メジナ

メジナ

メジナの釣り方は餌釣りのみです。ワームで狙えなくはないのですが、効率が悪すぎるのでやらないです。

餌釣りの中でも、ふかせ釣りという釣り方です。かご遠投という釣り方は、撒き餌と餌を同時に投げるため、両方が同調しやすいという特徴があります。これに対して、ふかせ釣りはひしゃくで撒き餌を撒いて、その中に餌を入れていくので、技術と戦略が必要となります。

撒き餌

撒き餌の切れ目が縁の切れ目、と言われる程 メジナ釣りの撒き餌は大事です。冬場は、オキアミを海水で薄めて、ひしゃく一杯で撒く中に海水が殆どで2匹くらいのオキアミが入る、海水撒き餌も有効だったりするので、ここも戦略の取り方が大事になってきます。冬場は海藻を食べてたりするので、配合餌に海藻が混じっているのを選ぶのも手ですが、オキアミだけで臭いで寄せて食べ過ぎない状態を作るのも手なんです。正解は人それぞれなんですね。

基本は、オキアミとパン粉と配合餌です。この配合餌が魚を寄せる力が強いので、戦略を立てる上で大事になってきます。自分も最初は配合餌+オキアミ+付けエサで、配合餌2・3種類使ってました。最近は、パン粉の比率が上がってきてますが、これは配合餌は粉なので給水しても魚の食べた感が薄いのか、あまり追いかけないのに対して、匂い付きパン粉だと結構追いかけていくからです。そこで、オキアミ+パン粉+配合餌+付けエサ、を基本と考えてもらった方が良いです。オキアミとパン粉と配合餌を海水を加えていって混ぜていき、ひしゃくで飛ばせるくらいの硬さになる様に調整します。そこで、パン粉か配合餌は最初から全部入れずに、作りながら硬さ調整用に再度入れながら撒き餌は作ります。冷凍のオキアミなので、溶けて水分が出る分の計算もいるし、天気が雨なら雨で薄まる前提でパン粉か配合餌は残していて最後に使い切るようにします。

配合餌で有名なのは、ヒロキューとマルキューですが、正直どちらも研究に研究を重ねているので、こっちがダメでこっちが正解というのは無いです。混ぜやすさとか手に入りやすさとか混ぜてからのまとまりの良さとかで区別すると良いかもです。それより、メジナの食性が変わるので、それに合わせた配合餌の種類の変更が釣果アップにつながります。

自分は、オキアミ(1/8切・L寸)+パン粉2袋+配合餌1袋です。付けエサは、配合餌をまぶしたオキアミを使います。前は有名な なまいき君を使ってましたが、中途半端に余るので今は撒き餌と同じにしています。ちょっと使いにくいですが、撒き餌と同じものが警戒されないかも?というのもあって、このスタイルです。正直、最初はなまいき君 オススメです。使いやすいし釣果も上がりやすいし半ボイルとか家でひと手間かける事をしなくてもいいので、自分のスタイルはマネしなくてもいいかなあって思ってます。

因みに、堤防で6時間コースの釣りでこの量なので、結構撒き餌は使います。手前と本命ポイントと打ち分けるので、結構な量を使いますが、これが正解というわけではないです。自分の撒き餌からパン粉を1袋にしたら離島の3時間コースと同じ分量で、2倍にしたら6時間コースですから、堤防にしては撒き過ぎな感じでもあります。大体の人は、オキアミ+パン粉+配合餌で4~6時間位ですから、これに弁当と飲み物があれば一日楽しめる計算です。

付け餌

次は付けエサですが、これはあまり迷わなくてもいいです。大体はオキアミ一択です。

フナ虫釣法をやる場合、パン粉2袋に配合餌半袋、それに大量のフナ虫を撒き餌には結構ぐちゃぐちゃにして混ぜ、付けエサには体の半分とかを付けて釣る方法があり、その時だけはオキアミは使いません。フナ虫が結構必要なので、堤防の壁にいるのを網で捕まえたり、撒き餌を堤防の上に置いておいて集まってきたところを捕まえたりします。実は、オキアミがあまり効かない時があり、その時に活躍するのですが、捕まえるのが大変なのであまりおススメはしないです。そういう釣り方がある、とだけ覚えていたら良いかと思います。

定番のなまいき君、商品名を出しますがこれは本当にいいです。ボイル・半ボイルもあり、家で撒き餌用のオキアミをボイルしたりして昔は作ってましたけど、今は売ってるのでそこまでしなくても良いですしね。付けエサは基本回答した生状態のオキアミが一番釣れるのですが、他の餌取りにやられたりして本命の所まで餌が届いてないと感じたり、今日は半ボイルの方が食いが良いなと感じたりする事があるので、2種類を持っていくのが良かったりします。最近はそこまでしての釣果を求めていないので、撒き餌兼用オキアミのみだったりしますけど。

餌はほぼオキアミだけだと、工夫は餌の大きさと付け方だけで釣果が変わってくるという事になっていきます。自分はL寸だけ買います。M寸だと、こっぱぐろという小さいサイズのメジナまで釣れるので、釣果を出したいなら選択肢としてありかもですが、自分は使わなくなりました。L寸でも小さめのサイズが混じってますし、しっぽの先をカットして使えば食いそこまで変わらない事に気付いたので、今はL寸だけですね。付け方は、しっぽの先をカットするは言いましたけど、あまりないですが頭をカットしてつける事もあります。ごくたまに頭が無い方が釣れることがあるからです。また、頭側から針を入れるのとしっぽ側から入れるのとでは、毎回釣果が変わってくるので毎回試す必要があります。因みに、どちらの付け方でも針先は必ず出すやり方が良いです。隠したままの方が良いのでは?という人も居ますが、隠しているとメジナの針がかりは減ります。たまには隠した方が釣れるからと、両方試した方が良いという記事を見ますが、個人的には隠してた方が釣れなくなるし釣れる日があるようには感じないので、大きさとどっち通しかが釣果に直結する気がします。

後、針を背中側で通すか腹側で通すかも話題になりますが、なまいき君を使っていたらその使い分けも出来ますが、大抵は背掛け一択です。腹掛けは状況や針の種類やオキアミの大きさも気にしないといけないので、自分は選択肢には入れてなくて背掛けオンリーです。それより、かじられた餌の残り具合を見て、小さくするか針をどこから出したらいいかの判別が出来るようにした方が、釣果につながると思います。

余談ですが、冬のボラはおいしいのでふかせで釣ろうという人も中にはいるかと思います。ボラは撒き餌に反応するので、寄せて釣るというやり方は可能なんですが、口が小さいのでオキアミだと小さめにカットしないといけないです。頭が残ってなくても食ってくるのでそこは良いのですが、何故かボラはボイルのオキアミに釣果が出やすく、持ってきてないと場を荒らされるだけになったりします。夏のサビキだと簡単に釣れるイメージですが、冬のボラをふかせで狙うとしたら、結構な強敵です。

序に書いておくと、堤防釣りをする場合アイゴ(こっちの地方名はヤー)が釣れて来る場合があります。釣ってすぐに処理をして、臭み成分の脂が出てこないようにしっかりと冷やして置いたらおいしいので、専門で狙う人もいるくらいですが、アイゴの好物はパン粉団子だったりします。オキアミにはそこまで執着しないので、アイゴが見え始めて狙いたくなったらパン粉で団子を作って、それで狙ってみて下さい。本来のアイゴ用のパン粉団子は白が基本なんですが、茶色でも狙えます。

仕掛け

いよいよ仕掛けですが、最近はラインがPEラインでもやるようになってきていて、ルアーと兼用の竿も出てきてます。シ-バスロッドでもやる人がでてきてるくらいなので、万能竿とか堤防竿とかシーバスロッドかとで長めの竿であれば大体は大丈夫です。一般的には5.4mの竿が基本で、リールは3000番くらいの出来たらレバーブレーキ付きが望ましいです。これは、ライン限界を超えないようにするドラグ機構とは違い、柔らかい竿とかで竿を立てて適正な負荷を魚に与え続けたいのに竿が立てられない時に、レバーブレーキで竿の角度をコントロールできます。まあ今はリールの性能やラインの性能が上がってるので、どうしても必要かと言われたら必要ではないと答えますけどね。どちらかというと、かっこよさです。

それをいうと、スピニングではなくベイトリールで餌釣りをする人が居て、クラッチが切れるから便利と言ってますが、どちらかというとかっこよさだと思います。ふかせ釣りにそこまでの遠投性能も必要ではないので、ロッドの長さがあればベイトリールでも楽しいですが。

ラインは、ちょっと沈むサスペンドがセミサスペンドが多かったです。30cm前後を狙うなら2号前後、40cm以上を狙うなら4号とかいう感じです。離島とかだと大体は風があるので、メインラインは海中に入れて風の影響が少なくなるように、というのが一般的でしたが、風にあおられとサスペンドでも弱いためラインがもっと風に弱いPEラインでもいいんじゃないかと今はPEラインの人も増えてきてます。海面につけると表面張力で風にあおられにくくなるのはどのラインでも一緒なので、それなら同じ強度なら細くできるPEラインに人気が移ってきてます。PEだと1号もあると50cmクラスに対応できるため(それでも大体の人は1.5号を使いますが)、ライン操作が楽になるんです。

途中のラインは結構気にしなくも大丈夫で、サスペンド系かPEラインかで使いやすいのを選んでおけば大丈夫ですが、釣果に直結するのは先糸 ルアーだとショックリーダーと言われる部分です。ルアーの場合、ここは今自分は黄色のナイロンラインですが釣果にはあまり関係ないのですが、ふかせ釣りだと一気に気を遣う部分へと変貌します。最近はメタルラインも出てきてますが、ふかせ釣りの場合針の重さとラインの重さで付けエサを沈めていきます。ガン玉をラインの途中に打ちますが、あれは重しとしての機能というよりラインの貼り具合の調整という感じです。そこで、早く沈めたいならラインを重くする必要がありますが、太くすると見切られやすくなるので釣果が落ちる、というジレンマは発生します。メタルラインだと重いし根ズレにも強いのですが、金額はそれなりです。また、不自然さを消すためにラインはまっすぐになりやすいメタルラインやフロロカーボンラインが基本となります。ここのラインと針の選択が一番厄介で、こればかりは何度もトライするしかないです。

ラインは何度も結びなおすので、道糸と先糸の間にはサルカンがあれが楽になります。PEラインだとショックリーダーは八の字結びやノーネームノットとかなので、切り替えに時間が掛かる所ではあります。

先糸は、1.5号 1.75号 2号 2.25号 2.5号 3号くらいが必要で、自分は1.5号 1.75号 2号 2.5号の4つを持っていきます。スタートは1.75号が多いですね。水中で糸が消える、と噂の糸がお気に入りです。

針は、重さが大事なので重さが分かるようにしています。また、スレ針がメインです。全部ではないのは、釣り具屋さんの閉店セールで買い占めたから。その為、針はかなりの数を持っているので、重さは全て把握してないです。がまかつとオーナーのスレ針だけの時は、数もそこまででは無かったので重さは言えたと思いますけど。

ふかせ釣りだと、途中にウキを入れます。これも、棒ウキとどんぐりウキに分かれます。チヌ釣りだと棒ウキが有利ですが、メジナ釣りだとどんぐりウキが主流です。メジナ釣り用の棒ウキを20本ほど持ってますが、風が強いとウキだけ流される事があるので、色々工夫するよりはどんぐりウキを使う方が楽でいいです。自分はウキ止めを使わない全層誘導という釣り方をしていて、餌がゆっくりと沈んでいくので最後は地面に餌がついてしまうという特殊な釣り方をしています。利点は、タナを上から下まで探れるので釣果アップするという事、デメリットは釣れるタナが決まっているタイミングではふかせ釣りのメリットであるマシンガンのような釣果が望めない事です。

ラインと針とこのウキはちょくちょく変える事になるので、ウキはアダプターを付けて天狗ウキという仕掛けをばらさなくてもウキだけ交換が可能にしています。ウキには0とか2Bとか浮力が書いてありますが、自立型のウキは何もしなくても浮いていて、これに書いてある浮力以上の重さが加わると沈んでいきます。ウキから下の重さになるので、ラインが引っ張られてどんどん下に行くと、トータルの重さが浮力を超えるのでウキはゆっくり沈んでいきます。そこで、仕掛けがなじんだ状態で浮力がちょうどになる様にして、それ以上ラインが入っていくとウキがゆっくりと沈んでいくようにすると、中りがどこで起きてもウキを動かす抵抗は少なくて済みます。ウキの選び方の一つに、この浮力調整があります。

ウキについて

ラインも針も重さなんかがあって迷うんですが、もっと悩むのはウキだと思います。ふかせ用に特殊ウキもあります。

棒ウキ、これはそのまま棒状のウキで、魚が餌を食べて反転した時に、ウキが水中に入る抵抗が大きいと餌を離してしまいますが、棒ウキは抵抗が少ない為離しにくいです。欠点は、海面に出ている部分が多い為風の影響が大きいです。

どんぐりウキ、小さくても自立型で単体でも安定します。波の影響や風の影響が少ないので、オールラウンダーな一面があります。ただ、距離が離れると見えずらくなります。また、下膨れタイプだと中った時の抵抗が大きい為、餌を離す率が上がります。

中りウキ。本ウキのより下につける特殊なウキで、浅ダナに特化してる感じです。本ウキでは反応しきれない小さな中りも見分けがつくようになります。ただし、一年中通して出番は少ないです。

水中ウキ。これも、取付位置は本ウキの下につけます。離島とかで足元から急に深くなるような地形で特に威力を発揮します。ガン玉だと一気に落ち過ぎて付けエサの動くに不自然さが出ますが、水中ウキは潮の流れをうまく捉えて、ラインを他の撒き餌と同調させるようにゆっくりと落としていってくれます。当然、本ウキはこの水中ウキの重さの分は、浮力確保が必要です。

ここで、一番多いどんぐりウキを基本に話をしていきます。個人的には浮力は0とか00の、俗にいうシブシブセッティングという水面より若干だけ下という、この状態のウキを好んで使います。釣りでは、殆ど波がたっているので水面よりチョイ下というのが見やすくてよいのです。また、色にもこだわりがあります。晴れの日にしたから水面を見上げたら、水面は白く見えます。そこで、ウキの色で下側は白・黄色・水色が好みです。深い青・紺色は曇りの日に使います。上はこちらが見えやすい色がよいので、黄色があれば黄色にしています。上が青は見にくいので避けてます。

釣り方

文章で書けたら一番いいのですが、こればっかりは動画の方がためになります。

一応解説しておくと、足元にひしゃく2回分を撒いて餌取を寄せておき、潮の流れを見て潮上に2回撒きます。このポイントは、ここが水中の様子から釣れそうというポイントの潮上か、ひしゃくで投げられるほぼ最高飛距離部分にします。ウキが付いてると、このひしゃくで撒いたポイントまでは飛ばせますので、餌を付けてポイントよりやや先まで飛ばして、ウキが着水したら竿をさびいて撒き餌が着水したポイントまでウキを動かして、ラインスラッグを作っておきます。そして、再度1回、このウキのかぶせるように撒き餌をひしゃくで飛ばします。

足元になんて無駄な撒き餌はしたくないという人も居ますが、餌取が多いと本命がこちらまで近寄ってこないので餌取の分離は必須です。急深ポイントだと、上下で餌取りと本命が分かれてくれる時もありますが、基本は足元とやや沖の2か所ですみ分けをします。

後は、ラインスラッグを作ってラインが潮に乗ってどんどん引っ張られていくのを待って、本命の所まで行くのを祈りながら眺めておくだけです。他の撒き餌のオキアミと同じようにゆっくりと沈んでいくので、色々な魚が釣れます。中りは明確で、餌を咥えて反転すると抵抗も少ないので一気にウキが沈みます。ここでベラやカサゴが良く釣れるなら沈ませ過ぎで、仕掛けを少し軽くします。

餌釣りはタナ釣りですから、どのタナで食べるかを想像しながらの釣りとなります。ただ、シーバスとかと違って、その日に中るタナがちょくちょく変わるわけではなく、水温がこれくらいならこの辺とか、シーズンごとの変化が大きいですので、通年通しての経験値が大事になってきます。釣りでメジナ釣りの本が少ないのも、最初に大体覚えたら後は何とかなるのがこの釣りのいいところで、勉強しきれないのが自然の怖さでもあります。

装備 道具のまとめ

餌釣りは道具が多いです。その為、ハードルは高いです。ぼちぼち買い足せば良いのかも知れませんが、それでも結構な金額となります。数は多いのでどんどん書いていきますので、個人でチェック項目を作ってみて下さい。

帽子 偏光グラス 手袋 タオル スパイクシューズまたはスパイクブーツ ゲームベスト(磯用)

竿&リール たも網 ロッドケース(大) 撒き餌ひしゃく(超ロングとロングの2本) 撒き餌ブレンダー(あれば) 撒き餌バッカン 水汲みバケツ(折り畳みが便利) ひしゃく立て 竿立て 餌ボックス 道具箱 クーラーボックス スカリ(大物狙いならストリンガー) 移動用のキャリーカート 磯場用の背負子

道糸3種類 先糸5種類 針5~7号のゴールド系とピンク系を6種類くらい ガン玉(G5からG7・1B・2B) サルカン(自分のは潮受けサルカン) ウキ(棒ウキ3種類・どんぐりウキ10種類位) からまん棒 ケミホタルアダプター(天狗ウキ化) ショックカラー(ウキとサルカンのぶつかり軽減) パーツボックス ラインカッター ガン玉外し付きプライヤー 針外し 毒針切用はさみ 締め用ナイフ ライター ゴミ袋(大) ライン回収袋

こうしてみると、やはり道具が多いのがよく分かりますね。それでも、ゲーム性は高いと思いますので未だに行く釣りになります。変更グラスと撒き餌ひしゃくは高いのが良いですよ。竿とリールは安物でも釣果がそこまで落ちるとは思いません。寄せれるかとタナを合わせられるかが、この釣りの勝負所ですから、どの釣り場が良いとか竿は高いのが良いとかウキも1000円以上のじゃないと釣れないとか、実はそれらはその後の話だったりするんですよね。先ずは、経験から先なんです、やりたいと思われたらやってみて楽しんでください。

           

     

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